フォースバレー・コンシェルジュ株式会社の第三者割当増資引き受けのお知らせ
株式会社経営共創基盤(代表取締役CEO:村岡 隆史、以下「IGPI」)は、国境を越えたグローバル採用支援事業を展開するフォースバレー・コンシェルジュ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柴﨑 洋平、以下「FV」)が実施した第三者割当増資の引き受けを行いました。
FVは、世界中の人材と企業を繋ぐ越境型人材紹介事業を展開しており、日本の大手グローバル企業やIT企業を中心に、高度外国人材の豊富な紹介実績を有しています。また、2019年からは「特定技能」分野にも進出。インドやネパールなどアジアの新興国において優秀な現地人材を確保・育成し、深刻な人手不足に苦しむ日本企業へ紹介する事業(Fourth Valley Academy事業)を強化しており、日本の慢性的な労働力人口不足という社会課題を解決することを目指しています。
人口減少や少子高齢化が進む日本では、労働力人口不足は不可逆的に起きる構造的課題です。リクルートワークス研究所による調査*1では、2030年に341万人、2040年には1,100万人の労働力人口が不足すると予測されています。特に問題が深刻なのは、介護、外食、建設、宿泊など人々の生活に密接に関わる業界で、労働力人口の減少が進むと企業は事業縮小を余儀なくされ、深刻な場合は倒産に至るケースもあり、地域住民の生活にも大きな影響を与えることになります。外国人労働者の受け入れは、こうした労働力人口不足を解決するための主要な施策の一つであり、政府も2019年に「特定技能」制度を導入し、外国人の人材を確保することによる国内の労働力人口不足の解消を図っています。
FVは、インド、ネパールにおいて、早くから現地政府機関や主要大学との関係性を構築してきました。例えば、インド国内の人材育成およびグローバルな就業機会の提供を行う公民連携団体のインド国家技能開発公社と、日本企業として初めて業務提携し、特定技能/高度人材分野の日本就職支援を促進してきました。また、外国人人材に日本語教育プログラムを提供する体制を整えており、即戦力となる日本語人材を確保できることもFVの特徴です。今回の資金調達により、海外現地との協業をさらに深めるほか、DXによるデジタルを活用した効率的なマッチングと事業の拡大の両立を目指します。
IGPIは、FVの企業価値向上のために経営全般に関わるアドバイスを行うとともに、IGPIの有するネットワークやリソースを活用することで、FVが越境人材の採用・定着支援領域における唯一無二の存在となることを支援してまいります。
*1出典:リクルートワークス研究所 「Works 177 未来予測 労働力はどれだけ足りなくなる?」
【フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 概要】
主な事業内容:世界中を対象とした外国人材採用支援/育成事業
設立年月日:2007年11月26日
代表者:代表取締役社長 柴﨑 洋平
会社HP:https://www.4th-valley.com/
(本件に関するお問い合わせ先)
株式会社経営共創基盤(IGPI) 坂田/李
TEL:03- 4562-1111 e-mail: info_igpi@group.igpi.co.jp