「我が国のベンチャー・エコシステムの高度化に向けた提言」掲載のお知らせ
日本取締役協会スタートアップ委員会(委員長 冨山和彦:日本取締役協会会長、経営共創基盤IGPIグループ会長)は、この度グローバルに飛躍する日本発ユニコーン企業の輩出を目指して、我が国ベンチャー・エコシステムの環境整備を図るための提言書を作成、公表しました。
我が国のスタートアップをその質・量ともにおいて真の意味での日本経済の牽引役とするためには、日本のベンチャー・エコシステムが世界のトップエコシステムとシームレスに接続され、グローバルのトップ人材及びトップ・キャピタリストが日本国内で鎬を削り、また同時に、日本の起業家やキャピタリストが世界のトップ・マーケットでメガベンチャーやグローバル・ベンチャー・キャピタルを誕生させるといった“グローカル”な世界観を実現する必要があり、そのためには、単に起業家の裾野を拡大するだけでなく、ベンチャー・エコシステムにおける“レベル・プレイング・フィールド”を実現し、規模の拡大も目指すことが必要となります。
本提言書では、「取締役会の役割」「ストック・オプションの実務」「投資契約その他投資実務」「投資家の責任」「グローバル・ベンチャー・キャピタルとの協業」など、グローバル・スタートアップ(G型スタートアップ)が世界のトップエコシステムで活躍するためのコーポレート・ガバナンスの在り方、そして投資家やその他のステークホルダーによるG型スタートアップへの支援・関与の在り方について、「42の提言」をまとめています。
IGPIは本委員会にメンバー参画するほか、我が国のスタートアップ企業がグローバルに大成長しやすい環境を作るうえで将来モデルになりうる、北欧モデルの知見を紹介するなどの貢献をしています。
日本取締役協会 我が国スタートアップ企業が世界で大飛躍する環境作りへの提言書を公表
添付:我が国のベンチャー・エコシステムの高度化に向けた提言