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新L型経済 コロナ後の日本を立て直す(角川新書)

新L型経済 コロナ後の日本を立て直す(角川新書)

【著者】
冨山 和彦  (JPiX代表取締役社長、IGPIグループ会長)
田原 総一朗 (ジャーナリスト)

【出版社】
KADOKAWA

【出版日】
2021/04/09

「日本経済再生の本丸はGDPの7割、雇用の8割を占めるL型産業にある」ことは、コロナ禍で地域経済が打撃を受け、日本経済停滞が重くのしかかっていることでますます実感されている。グローバル化とデジタル化で、GAFAにみるようにグローバル大企業からはもはや大きな雇用が望めない現代において、地域の生活に密着し、社会に不可欠な仕事についているエッセンシャルワーカーこそ「新中間層」となるべきである と、冨山は提唱する。
根深い日本の病理、そこから脱却し、より豊かな社会を形成するための道筋について、田原氏と冨山が政治・経済・社会をリアルに見据えて語り尽くした対談書。

【目次】
第1章 観光立国構想の蹉跌  ―コロナ禍がもたらした経済の停滞
第2章 グローバルIT企業は雇用を生まない ―日本経済はなぜ行き詰まったのか
第3章 まず三〇万人都市を再生させよ ―地方創生のカギは限界集落ではない
第4章 「ゾンビ企業」退場のためのシナリオ ―地方経済の新陳代謝をうながすために
第5章 多様性が経営を強くする ―日本を牽引する人材をどう育てるか

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